【第20話】リハビリ第5弾!最終形に近い杖を使った歩行の開始。

【第20話】リハビリ第5弾!最終形に近い杖を使った歩行の開始。
   

こんばんわ、kazuです。

卒業シーズンになりましたね。

ウチの3歳のお子も、この4月から新しい保育園に通います。

今までは妻の勤務先の病院にある保育所に通っていましたが、園庭が狭いのと少人数のため学年の概念がなかったためイマイチ発散できなかった彼。

実は昨年も市営の保育園を申し込んだのですが、「日本しね」よろしく全落ちしまして・・・

おそらく去年は私が療養中とはいえ無職で家にいたのも全落ちの原因の一端かと。

昨年の私は3歳児の面倒を見れるほど動けなかったのですけどね。

なんにせよ今年は無事合格の通知がいただけて、晴れて保育園児となります。

さて、今日はそのさらに1年以上前のクリスマスの頃のお話になります。

リハビリ第4弾!

歩行器の扱いに慣れてきた私は、どこにでもスイスイと進めるまでになっていました。

ちなみに例の棒を往復していた頃は、土日はリハビリお休みでした。リハビリ室そのものがお休みだったので。

それが歩行器であれば、病棟にあるので土日でもリハビリが出来ます。もちろん看護師さん付き添いの元ですが。私は張り切って土日もリハビリに勤しみました。しかも朝と晩。

そのおかげかリハビリも次の段階へと進みます。

杖を使っての歩行です。

みなさまご存知の松葉杖の登場ですね。これを両手に歩きます。

最初はかなり怖かったです。なんせ力尽きたら支えてくれるものがないんですから。

最初は両手松葉杖からスタートし、次に片手を退院後に使う「ロフストランドクラッチ杖」にします。

最後には松葉杖を外し、右手にロフストランドクラッチ杖だけで歩行できるようになるのが目標です。

ちなみにこの片手杖は一生このままだそうです。家の中などで手を伸ばせばどこかしらに体重を預けられる状況ならいいのですが、外ではやはり一生必要とのこと。

それでもここまでの状態から言えばとても幸せな状態です。早くそんな状態になりたい。自分の足(と杖)で何処へでも行けるようになりたい。

そのためにはまず2本杖になれるところから頑張らねば。

歩行器ではスイスイと動けていた距離も、いざ松葉杖となるとかなりしんどい。

中学校の時に足を骨折して約1か月ほど松葉杖の生活を送ったのですが、その時の記憶が蘇ります。キツかったなぁ。

それでも頑張ります。自分の未来のために。そして・・・魔裟斗の試合を家で見るために!!

一時退院のお願い

かねてより主治医に嘆願していた年末年始の一時帰宅。

最初は「まず無理だろう」と言われていたのですが、この頃になると主治医も「やってみようか」というスタンスになってきました。

私は私のわがまま希望のために主治医の提案は全てこなしてきました。

きっとそれが認められたんだ!そう思っていた時期が私にもありました。

実際のところは、術後の患者さんはどこかで躓き、単純に右肩上がりで回復することはあまりないそうです。

術後の経過不良、またはそのために再手術。リハビリでの事故などなど。

私はなぜか全て順調に行きました。術後もリハビリの進み具合も順調。

そのためクリスマス頃には主治医の想像を超えた回復具合だったそうです。

一時退院の問題点

それでも問題点は山積みでした。

まず、私の一時退院先は我が家ではなく我が実家となっていました。

理由は単純で、我が家は3階建ての3階。実家は一軒家。

この時点では杖で歩き出したばかりで、階段を登る練習はまだしていません。

ちなみに家については、入院前より引っ越すことを強く勧められていました。むしろマストです。

順調に回復しても、3階の登り下りは負担が大きいのと、何よりリスクがありすぎる。落ちたら終わりですからね。

しかしちょっとしたトラブルにより入院前に引っ越すことができませんでした。

ですので一時退院どころか本退院のあともしばらくは実家に身を寄せる予定となっています。

しかし一戸建ての我が実家も駐車場から玄関までに6段程度の階段があります。

最初の試練。6段の階段を登る。

これを達成するために、年末までにリハビリで階段を登る練習を始めることが必須となります。

次に排泄問題。

実は杖歩きが開始されてなんとトイレで排泄できるようになりました!

これ地味にめっちゃ嬉しかったです。おかえり!尊厳!

しかし、それは「障害者用トイレ限定」の話です。座るも立つも手すりが必須なのと、左股関節はまだまだ曲げられないので左足は投げ出した状態で座るためかなりの広さが必要です。

第2の試練。実家のトイレに座る。

これは、結果から言うと放棄しました。

わが実家からは車で3分のところに某大手スーパーがあります。

なんてことでしょう!家のすぐそばに障害者トイレが!

というわけでそこですればいいや。夜中?我慢我慢。

ということでクリア。

次なる試練は・・・お風呂。

実は杖がもたらしてくれた恩恵はトイレだけではありません。

お風呂に入れるようになりました!

これに関して頑張ったのは私より妻ですね。

お風呂に入れるとは言っても、もちろん自力で体を洗うのは無理です。両手は掴まるのに精一杯ですからね。

そこで妻が病院で入浴の指導を受け、私の「入浴介助」をしてくれました。

男一人を隅々まで洗う、しかも立っていられる時間は長くはないため、かなり急ぎ目で・・・

私の入浴が終わると妻は汗だくになっていました。

しかしこれも病院のお風呂だから広さもあるし掴まるところもあるわけで。

第3の試練。実家の風呂に入る。

これは帰ってやってみないことにはわかりません。

ですが排泄などに比べ、最悪無理なら入らなくていいやと。冬だし。死なないし。

一時退院の期間は6日間ほどです。その期間はお風呂我慢の決意をしました。風呂好きの私が。

それほどまでに帰って魔裟斗が観たかった。

さて、これだけの試練を無事乗り越えられるのか。しかしその前に大きな問題もありました。

最後(むしろ最初?)の試練。そもそも車に乗れるのか。

まず車に乗れなければ病院の敷地からすら出られません。

これが一番の悩みでした。

1〜3の試練を乗り越える自信を身につけた上で退院の許可を頂き、さらに車に乗り込む。

そうして初めて私のわがままは叶うのです。

果たして退院の許可は下りるのでしょうか。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

それでは、また。

続きを読む→第20.5話「メリークリスマス」

 
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