障害者手帳とは?受けられる割引や優遇のまとめ

障害者手帳とは?受けられる割引や優遇のまとめ
   

こんばんわ、kazuです。

今日は番外編として「障害者手帳」のことについてお話しようと思います。

私のように病気や怪我、または不慮の事故により突然「障害者」になる方も多いと思います。

私自身の経験をもとに、「障害者手帳」を発行するまで、そして発行された後のことをお伝えします。

障害者手帳って?

種類について

障害者手帳にも種類があります。

・身体障害者手帳(身体障害)

・療育手帳(知的障害)

・精神障害者保険福祉手帳(精神障害)

の3種類ですね。

私が保持しているのは「身体障害者手帳」ですので、他2つの説明は割愛します。

「身体障害者手帳」は、文字通り身体に障害がある人に交付される手帳です。

医師の診断を元に、各都道府県などが発行をします。

一概に「身体障害者」と言っても、その内容は多岐に渡ります。

視覚障害や聴覚障害、肢体不自由など障害のある部位についても明記されています。

私の場合は、手術の後遺症で歩行に少し困難があるため、「下肢障害」となります。

等級について

内容が同じであっても、重症度に違いもあります。

例えば私は下肢障害であっても、主治医の診断では「300m程度の自足歩行は可能(杖あり)」となっていますが、同じ下肢障害でも自足歩行は全く不可能で、車椅子でのみ移動が可能な方もいます。

その重症度で分けられるのが「等級」ですね。

1級から7級までがあり、数字が小さいほど重症度は上がります。

私は比較的軽い障害ということで、「下肢障害5級」に認定されています。

よく混同されがちですが、「障害年金」の等級とは全くの別物です。

「障害者手帳保有=障害年金受給者」ではありませんし、「障害者手帳1級=障害年金1級」でもありません

「障害年金」についてもいつか番外を書こうと思います。

障害者手帳があるとできること

これから障害者手帳の申請をする方は、これが一番気になることと思います。実際に私もそうでした。

障害者控除

まずは税金の優遇ですね。

「障害者手帳」を保有している方は、所得から「障害者控除」を受けられます。

これは等級ごとに控除額が分かれているのではなく、「障害者の区分」で分かれています。

区分 控除額
障害者 27万円
特別障害者 40万円
同居特別障害者 75万円

「特別障害者」とは、「障害者手帳」1級と2級の方になります。

そして「同居特別障害者」とは、「特別障害者」の方と生計を同一とし、かつ扶養している方のことです。

以前も書きましたし、これからも書いていきたいテーマですが、障害者の雇用事情はまだまだ厳しく、さらに障害があることでの出費もあるための措置だと思います。確定申告でなく年末調整でも申告できるようなので手帳がある方は是非利用しましょう。

交通費に関する福祉措置

少しわかりづらい表現ですみません。

要するに「障害者手帳」を保有していると「電車賃」や「高速道路代」が安くなるということです。

内容については交通機関によって違いますが、概ね5割引(半額)と思って頂ければいいと思います。

中には「第1種」(1級2級の方)は本人と介助者1名までが5割引になる交通機関もあります。

高速道路については、中には適用されないところもあるそうなので事前に問い合わせが必要ですが、私の経験上では今まで適用されなかった道路はありませんでした。

私自身が下肢障害のため、病気後は電車やバスを利用したことはなく、車での移動がメインです。

5級の私の場合は、事前に登録した車(役所で登録。手帳に登録した車のナンバーが記載されます)で、私自身が運転している場合に限り5割引が適用されます。

第1種(1級2級の方)は本人が同乗していれば他者の運転でも適用されるそうです。

ちなみにETCの機械に登録することもできますので、ETCでも割引が適用されます。

各民間施設の割引や福祉措置

商業施設等の駐車場で見かける「障害者スペース」などが代表ですね。

私自身、長距離の歩行は辛いため大変ありがたく使わせて頂いています。

それ以外にも、テーマパークなどに多い印象ですが、「入園料◯割引」などの優遇を設けてくれているところがあります。

私が利用させて頂いたところでは、横浜市内の動物園については、すべて障害者手帳保有者+介助者1名が無料で入れます。

最後に

以上、障害者手帳を保有していると優遇されることをざっとまとめました。

最後に1つ。

これらの障害者に対する優遇のすべては「福祉の精神」の元に、「思いやりの心」で提供されていることを忘れてはいけないと思います。

中には「障害者なんだから優遇されて当然」という態度の方も見かけます。

国の定める規程については、それはそうなのですが、民間施設が行ってくれているのは「善意から」であって、誰かに強制されていることではないということです。

以前他のブログに書いてありましたが、「障害者になってしまうと、外に出づらくなる。そんな人のために、交通費を優遇したり、商業施設に入りやすくしたり、テーマパークの入場料を下げている。『それなら行ってみようかな』と、障害者が外に出やすくしてくれている」と書いてありましたが、まさにその通りだと思います。

私自身も退院後間もない頃、外に出るには重たい装具をつけ、杖をつきながらハァハァと息を切らしながらでした。

仕事を辞めたため収入もなく、それでも小さな子供のことを考えれば「たまには休みの日にどこか行きたいだろう」と思い、入場料のかからない横浜の動物園を利用させていただきました。

そういう「善意」に対しては、「やってもらって当たり前」というスタンスではなく、素直に「ありがとう」という「感謝の気持ち」で受け取るべきだと思います。

そして時には自分の思うような配慮が得られなくても、それはそれで当たり前のことだと思って下さい。他の方が障害者に「配慮しなければいけない」言われはないのですから。

私は今後も障害者の優遇を使い、なるべく多くの施設を利用させて頂き、ブログにまとめていこうと思っています。

私自身が外に出るのがためらわれた時、「じゃあ動物園なら行ってみようか」と思ったのと同じように、このブログを読んでいる方に思っていただけるように。

長くなりましたが、世の中に溢れる「善意」によって、障害者の人にとっても少なからず「過ごしやすい世界」が提供されているということです。

それでは、また。

 
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