【第7話】ついに告知のとき。腫瘍は癌なのか。緊張の1日。

【第7話】ついに告知のとき。腫瘍は癌なのか。緊張の1日。
   

こんばんわ、kazuです。

久しぶりの雨です。花粉症の方々は今日はいい日なのでしょう。ここのところの妻は花粉MAXで大変かわいそうだったので、落ち着ける日があるのは何よりですね。

しかし雨は私にとっては少々辛い日になります。よく骨折したところが雨の日に痛むって話聞きませんか?

俗に言う「陽気病み」というやつですね。骨折した箇所は気圧の変化で完治後にも痛むことがあるようです。

私の骨盤も、骨折とは少し違うかもしれませんが手術の際に真っ二つにされています。なので雨の日には痛むことがあります。幸い今日はそこまでではありませんが。

医者にも言われたことですが、私の場合回復の度合いは上がり下がりを繰り返しながらの右肩上がりだそうです。

つまり良くなってきたと思っていたらまた痛みが続き、また良くなったら痛む時が・・・の繰り返しで徐々に良くなっていくってことですね。

確かに手術後に比べたら状態は格段に良くなっています。それでもこんな雨の日などには、術後の辛かった時を思い出したりもするのです。

病名が判明

2度目の検査結果を聞きに、がんセンターへ。前回同様、ちょっと緊張して自分の番を待ちました。

そしてついに主治医から病名を告げられます。

「類上皮血管内皮腫」

それが私の病名でした。

ん?それって良性なの?悪性なの?

全く聞き慣れない病名ですよね。

そうです。腫瘍の全てが癌であるわけではないし、癌の全てが「◯◯癌」という名前ではないんですね。

骨の癌としておそらく一番有名なものは「骨肉腫」でしょう。これも癌と名前はついていないながらも癌の一種であり、しかもかなりの重いタイプの癌です。

また、血液の癌と言われている「白血病」も癌とは冠していないですが命を落とす危険の高い病気ですね。

全く聞き慣れない病名はかなり怖く感じるもので、それはどういうものなのか、癌なのか癌でないのか主治医に尋ねましたが、なんとも歯切れの悪い要領を得ない答えが・・・

ちなみに静岡がんセンターは癌と診断された場合、基本的には必ず患者本人に告知をするそうです。

病気と闘うには本人の気持ちが大切という考えから来ているものらしく、その考えは随所にみられます。

そのがんセンターですが、癌なのか癌でないのかハッキリしない・・・

結局その日は「癌です」とも「癌ではありません」ともハッキリしないまま病院を後にします。

しかし答えは意外にも、その帰り道に解りました。

今の時代、100%の方が私と同じ行動をすると思いますが、ネットで調べてみました。自分の病気。

いい時代になりましたね。わからないこと、専門的なことでもネットで調べればすぐに見つかる。

そして私の病気、「類上皮血管内皮腫」については

「良性と悪性、その中間層に位置する」と書いてありました。

ナナナナナンダッテー!?

意味がわかりません。いや、書いてあることはわかるのですが、意味がわかりません。

結局「癌か癌じゃないかのちょうど真ん中」ということ。歯切れの悪い主治医のお答えそのままだったんですね。

他にわかったことは、骨盤内が原発の「類上皮血管内皮腫」は結構なレアケースとのこと。

ちなみに「原発」とは「最初にできた癌」です。例えば胃癌にかかり、肺に転移した場合は胃癌が原発となります。

類上皮血管内皮腫は、肺などが原発で骨に転移することが多いようです。

その病気が私はいきなり骨にできたということですね。

後に主治医に言われることですが、「宝くじに当たるより低い確率」だそうです。どうせなら宝くじに当たりたかった・・・

しかし、「中間層です」と言われて「はい、わかりました」とはいきません。

まず、「良性か悪性かで治療方法が違う」と散々言われてきたんですよ。結局どっちの治療法なのさ・・・

そしてもう1つ。実は保険会社が提出を求める診断書って良性と悪性で用紙が違うんです。どっち持ってきたらいいのさ・・・

様々なモヤモヤを抱えたまま帰宅となりました。

↑でネットは便利だな〜と書きましたけど早速撤回します。

「ネットは便利だけど、情報を鵜呑みにして惑わされないで!!」

今回私はネットで調べられる利便性の反面、より多くのモヤモヤを抱える結果となりました。また、後々知ることとなるのですが、主治医がハッキリしなかったのは私の今後を思ってのこともありました。

ネットで調べれば病気のことはわかるかもしれませんが、「自身の身体の中で起こっている詳細」については載っていません。それを把握してくれているのは主治医の先生です。ネットで得た浅い知識で主治医の言うことを信じられない人も大勢いるそうです。

ネットで得た知識はあくまで予備知識。このブログもそうです。

結局私は我慢出来ず、次回の診察の際に「今日は必ず良性か悪性かハッキリしてもらおう」と意気込んで臨みました。

しかし・・・先生がいない!まさかの肩透かし!

予約で来ているはずなのに、学会でお留守って(笑)

ちなみにがんセンターでは、治療方針などは課全体で話し合って決めるそうです。他の病院もそうかもしれませんが。

なのでその日は他の先生の診察となりました。

いつもの先生じゃない先生だからこそ、遠慮なく聞けることもあります。

私の病気って、癌なの?癌じゃないの?どストレートに聞いてみました。

「うん。悪性ってことでいいと思うよ」とあっさりしたお答えが帰ってまいりました。

先生(代打)がおっしゃるには、治療方針は癌としてのもので決まっているそうです。

これが私の「告知」になりました。以前書きましたが、告知らしい告知ではないですね。

なにはともあれ、この日から「癌患者」となりました。

主治医が決断を迷っていたのは、まだ若い私がこの時点で癌と診断されることで未来に起こりうる不利益を考えてのこともあったそうです。あとで聞いた話ですけどね。

さて、次回からは手術に向けての準備が始まります。

手術は私の想像を超えるものになります。そして手術後の2週間は、間違いなく私の人生で一番辛い時期となりました。

そこへ向かって進み出すんですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

それでは、また。

続きを読む→第8話「手術の準備、心の準備」

 
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