【第6話】まさかのやり直し。今度は切開して腫瘍に会いにいきます。

【第6話】まさかのやり直し。今度は切開して腫瘍に会いにいきます。
   

こんばんわ、kazuです。

今日は暑いくらいの陽気でしたねー。我が家に新しい家族のミニレッキスを迎え入れる準備をするため、近所のペットショップへ出掛けたのですが花粉症の妻は相当シンドそうでした。

私は花粉症含めアレルギーというものに一切縁がなく、そもそも病気や病院というものに全然関わって来なかったんですよね。そこにいきなり癌ですから、青天の霹靂を2階級飛び越した感じです。

さて、今日は検査シリーズのラストになります。

前回は針を使った生体検査で結果がわからず、切開して直接腫瘍へのアプローチという運びになりました。

切開して腫瘍まで行くんだったら全部出しちゃえばいいのに・・・と思いますが、それは前回書いたように腫瘍が悪性か良性かで処置が変わるためとりあえずはちょこっとだけ取り出してまた閉じるんですね。うーん、もどかしい。

前回同様入院をしての検査になるのですが、前回は1泊だったのに対し、今回は3〜4日程度の入院となります。

検査自体は前回のような感じでなく、普通に手術室で行われます。開くからCTは必要ないですからね。

時間的にはおそらく穿刺検査と同じくらいとのことでしたので、事前に無理を承知で私は主治医に1つお願いをしてみました。

「iPhoneとイヤフォン持ち込んで術中に音楽聴いてちゃダメですか?」

局部麻酔だと意識はあるわけで、暇、というと少し違和感がありますが、意識のある中身体の内側を触られ、しかも医師同士の会話ががっつり聞こえるって落ち着かないんです。(前回の教訓)

そこで音楽好きの私としては、音楽聴きながら出来たらリラックスできるしいいのにな〜と思い聞いてみました。

もちろん手術室での検査ということは事前に聞いていましたし、手術室が完全滅菌というのは知っています。

まぁ、ダメでもともとのお願いだったのですが、意外にも返事はOK

聞いてみるもんですね。

私はiPhoneに「手術用」のライブラリを作り検査に臨みました。(厳密に言えば手術用でなく検査用ですね。今書いてて初めて気づいた・・・)

ちなみにそのライブラリは今でも残ってるし、たまに聴きます。リラックス用の編成なので地味に汎用性が高い(笑)

さて、検査が始まりますが、まずは腰椎への麻酔注射ですね。痛いんだなこれが。

以前書いたように私は骨髄提供の経験があり、腰椎への麻酔もその時経験済み。「痛いけど絶対腰を引かないで下さい!すごく痛いですけど!腰は絶対引かないで!」という恐ろしい注文をよく覚えています。実際めちゃくちゃ痛くて少し腰を引いて怒られたのもいい思い出です。

しかしそのいい思い出がまた現実に戻って参りました・・・覚悟はしてたんですけどね。「横を向いて膝を抱えて丸くなって下さい」って言われた時、(あ、やっぱりあれか・・)と思いました。

しかし、奇跡が起きます。「はい終わりましたよー」と腰椎麻酔の終わりが告げられたんですが・・・「いつ刺した!?」ってくらい痛くも痒くもありませんでした。刺したのは多分、主治医。

いやぁ、医者の腕って大事ですね。

検査もつつがなく終了(後半は寝てました。リラックスライブラリ半端ないです)

結果はまたしても1週間程度かかるようです。

結局4泊の入院となったんですが、入院中ってすごい暇なんですよね。

ゲームが趣味の私は、スマホがあれば余裕と思っていたんですが、24時間自由時間を舐めてました。ソシャゲのような単純なゲームでは全然時間が潰せない。

入院中の暇潰しや、有意義な時間の使い方についてはまた【番外編】にまとめようと思っています。

ここまでは検査入院で数日レベルですが、本番の手術では1か月を超える入院となりましたから。

(関連記事→入院中の過ごし方

ちなみに今回の穿刺、切開の検査2回はどちらも「手術室(のような場所含む)」で「メスを使って」の処置ですが、「保険のお話」で書いた「Kコード」はつきません。検査目的ですからね。

それでも入院は入院ですから、そちらの保険は対象になりました。1泊と4泊ですが、私は1日入院でも10日分の保険料が給付されるプランだったので、10日分×2回で20日分ですね。

(関連記事→保険のお話

その頃季節は夏を過ぎて秋になっていました。

当たり前ですがそれまでずっと仕事仕事で生きてきた私が、季節1つ分何もしないで過ごしました。

病気になったことはもちろん辛いことではありますが、私は仕事ができないことの方が辛い気がしました。

なんだか社会に取り残された気がしたなぁ。

土曜も日曜もなく働いていた時には、「ゆっくり休んでゲームしたいなぁ」なんてよく思ったりもしましたが、実際に仕事をせずにいくらでもゲームできる状態になると「仕事したいなぁ」と思うんだからやっぱり人間てのは無いものねだりなんですよね。仕事をしているから、休日や自由な時間ていうのは有難いものだと再確認しました。

当たり前にあるものって無くなった時に大切さに気づくなんてのは繰り返し言われてきたことですが、やっぱり経験しないと自分のこととしては考えられないんですね。

癌になり、たくさんのものを失いましたが、得たものも多かった。私はそう考えています。

そうでないと、割に合いませんよね(笑)

さて、次回はついに腫瘍が何なのか判明し、手術に向けての準備が始まります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

それでは、また。

続きを読む→第7話「検査結果と告知」

 
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