癌にかかった私が勧める保険。入っててよかった保険や意外と知らない事のお話。

癌にかかった私が勧める保険。入っててよかった保険や意外と知らない事のお話。
   

こんばんわ、kazuです。

春の嵐到来ですね。我が家は普段から風が強い地域ですが、今日に至っては台風並です・・・

今日は闘病記録から少し離れて、「保険」の話をします。

私は結婚を機に医療保険に入りました。そして今回の癌では大変お世話になりました。

私が入っててよかった保険や、実際に給付金請求をするまで知らなかったことなどを紹介します。

保険の選び方

ネットで入りますか?

まずは大事な選び方ですね。

今はインターネットが普及し、自分で家から簡単に保険に加入できるようになりました。

でも、ちょっと待ってください。その保険、本当に大丈夫ですか?

保険の内容って結構複雑ですよね。入院1日いくら、手術がいくら、特定疾患でいくら、なんて辺りはすぐにわかることだと思うんですが、保険の給付には色々約款がついていますよね。

実際の例を挙げると、私が加入している保険では乳がんなど一部の保険は加入後一定期間は診断されても保険金は下りません。これは自分で違和感を感じた後に保険加入、診察を受けて保険金給付の流れを防ぐためで、保険会社からしたら当然のことですね。これから起こりうることに備えて加入するのが保険であって、すでに起きている可能性があるものにまで後付けで加入されたら本末転倒ですから。

そういうことって、実際保険に加入している人でも知らない方が多い印象です。

約款というと、細い字で難しい言葉がずーーーーーっと並んでいますね。それを全部読んで、理解した上で加入しようという人はごく少数だと思います。

人で入りますか?

私はというと、実際保険にはあまり興味がありませんでした。というか、自分が大きな病気をして働けなくなるなんて思ってもいませんでしたから。ほとんどの方がそうだと思います。

ではなぜ保険に入ったかというと、職場に出入りしていた外交員さんに勧められてですね。半ば付き合いでの加入です。

タイミングとしては結婚をし、子供ができたということで保険に入って然るべき状況だったので、勧められるまま加入を決めました。

対人でよかったこと①

上で書いたように、約款を隅から隅まで読んで理解するのは普通の人にとってとても労力のいることで、ちょっと難しいと思います。

担当者と話をしながら検討や加入をすると、その約款の中で「大切な部分」を解りやすく「要約して」教えてくれます。

対人でよかったこと②

そして何より「自分に合ったプランを提供してくれること」ですね。自分の収入や年齢、これまでの既往歴や予算を加味した上で、それに合ったプランを勧めてくれます。

保険って1から自分で考えるとあれもこれもになって高くつくんじゃないかと思います。

欲張って高い保険に加入して、毎月の負担がキツい、挙句解約では意味がありませんから。

あくまで無理のない範囲で、まさかの時に自分にとって必要な保障が受けられる保険を選ぶべきです。

そのためにはやっぱり、「専門家」と話をしてプラン立てしていくのが一番だと私は思います。



中にはこういう「ファイナンシャルプランナー(FP)」が家に訪問してくれて、複数の保険会社から自分に合った保険を提案してくれる会社もあります。
保険会社は様々で、保険内容も様々なので比較しながら検討できるのは大きいですね。

病気になって、初めて知ったこと

保険金てどのタイミングで払われるか知っていますか?

まず、給付金申請には医師の診断書が要りますね。これが結構時間がかかるんです。静岡がんセンターの場合は約1か月程度で、「急いでます」というと少し早くなるかなという感じでした。

そして保険会社に給付金請求をした後、通常は4営業日程度で審査を終え降りこまれる流れになります。

しかし、ここに1つ落とし穴が。

おそらくほとんど(全部?)の保険会社が同じだと思うのですが、加入から2年未満は早期として扱われ、審査以前に「調査」というものが入ります。

これは↑でも書いた乳がんのケースのように、加入時点で不正がなかったのか等を調べるためと思われます。

調査は保険会社が外部の機関に依頼して行われるようで、およそ1か月以上の期間を要します。

加入時の申告に虚偽があったりすると、間違いなくここでダメになります。たとえそれが給付金申請に関係のないことでも保険そのものが無効になったりするそうです。

具体的に言うと、担当者から聞いた話では

過去5年以内に手術歴なし で申告していた方が実は、3年前に喉の病気で病院にかかった際に処置室で少しメスを使って処置したそうです。それが実は会計上「手術」として処理されていたため、既往歴に虚偽の申請あり、全く関係のない癌の給付金申請が下りなかったとのこと。

「手術」と言われると我々一般人は「手術室」で「麻酔」などをして行うことを指すと思いますよね?

実は保険会社が「手術」なのか否かを判断するのは、病院が医療費を算出する時に使う「コード」に基づくそうです。

この「コード」の中でKから始まる「Kコード」と言われるものが、一般的に「手術」として扱われ、病院から発酵される明細書に「手術代」として金額が載ってきます。

この「Kコード」がついてしまえば、例え処置室でちょいちょいとやったことでも手術になっちゃうんですね。

裏を返せば、処置室でちょいちょいとやったことでもKコードがつけば加入している保険で手術給付金を請求できるんですね

その辺りも対人で加入し担当者が付いていたら拾える良い点だと思います。

少し脇道に逸れましたが、私の場合も加入から2年未満だったため調査が行われました。

私の場合は既往歴自体が盲腸の手術くらいしかなく、それも保険加入時より5年以上前だったので調査には全く問題がありませんでした。それでも1か月くらいかかりましたね。

初診から計算すると、病状確定(しないと診断書が書けません)、診断書申請、給付金請求から調査と、だいたい3か月くらいで最初の保険金が下りました。長かったなぁ。

特に私はすでに無職でしたので、働いていれば貰えていた3か月分100万円程度の収入が消えていたのですから給付金をまだかまだかと待ちました。

保険は健康なうちに、なるべく早く加入。

これは教訓ですね。実際私が病気になった直後、周りの方々が何人も保険に入りました(笑)

私が入っていて良かったと思った保険

富国生命

これが今回一番伝えたいことで、ここをご覧の皆さんも一番知りたいことと思います。

私が加入している保険会社は「富国生命」です。

内容的には、まだ若いということで死亡保障より医療保障を手厚くしていました。15年更新の一部積立型で、更新時に年齢などを考えてバランス調整をし、その際保険料が高くなるようならそれまでの積立分を使って支払いを抑えようという計画でした。

加入当時、富国生命で気に入った点で言えば「1日の入院で10日分の給付金が支払われること」ですね。入院日額1万円で設定していた場合、1日入院でも10万円の保険金が支払われます。(日帰り入院だと5日分)

もう1点が「上皮内癌でも以後の保険料免除」ですね。

癌などの特定疾患にかかると、以後の保険料が免除になる特約があります。

上皮内癌という癌がありまして、これは癌と名前がついていますが取ってしまえばそれで終わり、転移も再発もないんです。

なので多くの保険会社が「癌」としては扱わない(「上皮内癌除く」などとはっきり書かれています)のに対し、富国生命は上皮内癌でも他の癌同様、以後の保険料が免除になるんです。

まぁ、私の場合は骨盤の癌ですでに保険料免除になっているのでもう関係ないですけどね・・・

富国生命に加入するきっかけとなったのはこの2点が大きかったですが、もう1点、後にすごく助けられたことがあります。

メディコムプラス

メディコムプラスという保険があります。これは「セコム損保」の提供する保険ですが、富国生命は窓口となって加入することができます。

この保険、はっきり言って最高です。

どういうものかと言うと、「癌の治療としてかかった費用を全て負担してくれる」保険です。

医療保険も最近では多岐に渡っておりますが、基本は「入院1日いくら」「手術1日いくら」「癌(特定疾患)と告知されたらいくら」というように金額の決まったものが多いですよね?

ちなみに私が癌にかかって色々と調べて感じたのは、それじゃ足りません。

先進医療と呼ばれるものの多くが、「保健外診療」になるんです。点滴1回何万円の世界になってきます。

中でも、静岡がんセンターには「陽子線治療」という「放射線治療」の1歩進んだ設備があります。

この陽子線治療、1回のお値段がなんと260万円。これを何回も照射するらしいです。

5回なら1300万ですね。これを右から左に出せる人ってあまりいないんじゃないでしょうか。

それでも命には代えられませんから、治療を受けますよね。それで治っても何千万もの借金が残って絶望・・・なんてことにもなりかねません。

メディコムプラスはその全ての実費を支払ってくれるんです。

さらに、基本的には通常の保険同様にかかった実費を請求後に支払いなんですが、保険外の高額になる医療に関しては医療機関に直接先払いしてくれます。これがめちゃくちゃデカい。

なぜかというと、先ほど話した陽子線治療は、金額が大きいだけあって病院も取りっぱぐれは困るんでしょう。

完全先払いとなっています。

保険が出るとしても一旦は先払いしないといけないんですが、額が額なんでそれもきついですよね。

そこを先払いしてくれるのでかなり助かります。

余談ですが・・・

日本には「高額医療制度」というものがあって、健康保険内の診療代であれば月額で8万円程度を上限に(収入により若干の差あり)それ以上かかりません。

私の手術や治療は全て健康保険の適応内でしたので、支払いは月8万まででした。

しかし手術はものすごい大手術であり、高額医療を適応されていなければ健康保険で3割負担でも新車が買えるほどのお値段となっていました。

それでも8万で済んでしまうんだから、日本ていい国だなぁとしみじみ思いましたが・・・なんとメディコムプラスで保険金を申請したら(健康保険適応内なので後請求の後払い)その新車代分程度の金額が支払われました

いわゆる「保険太り」というやつですね。

メディコムプラスでは、実費が支払われるので健康保険で3割引された分は10割では出ませんが、高額医療制度は関係ないようです。

これにはかなりびっくりしましたね。同時に助かりました。

こう書くと「でも、お高いんでしょう?」と思われるでしょうが、(実際周りに勧めまくりましたが皆そう言ってました)私が加入した時点の年齢(32歳)で月額980円です。安いっっっ!!

 

さて、色々書きましたがどうだったでしょうか。今一度ご自身の保険や大切な方の保険を見直し検討されては如何でしょう。

病気になった時に、お金の心配までしていてはメンタルが保ちません。

お金の心配なく治療に専念するために、保険はとっても大事ですよ。

ちなみに私は富国生命ともセコム損保とも何の関係もありません。回し者じゃないですよ(笑)

それでは、また。

 

 

 
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