【第3話】MRIとCT、造影剤にPET。癌の検査はいっぱいあります。

【第3話】MRIとCT、造影剤にPET。癌の検査はいっぱいあります。
   

こんばんわ、kazuです。

職場の桜が咲き始めたなんて言いましたが、あれ河津桜だそうです。

普通の桜はまだ蕾か1分咲き程度らしいですね。春はまだ遠いなぁ・・・

では昨日に続いてがんセンターでのお話になります。というかここからはずっとがんセンターのターンですね。

私の左腸骨の中の腫瘍がどういう性質のものなのかを見極めていく作業になります。

大きく分ければ腫瘍が良性なのか悪性(=ガン)なのかで治療の仕方が変わるので、ここは運命の分かれ道ということですね。

医療ドラマなんかだと割と検査の部分は飛ばされて告知の場面になりますけど、現実ではその前に検査がいっぱいあるんですね。

そんなわけで今日は検査について幾つかお話したいと思います。

まずは「MRI」

↑こんなやつですね。ガキ使での笑ってはいけないで何度か登場したのを見た方も多いと思いますが、イメージ的にはベッドごとトンネルにインする感じです。ただ↑の画像はどちらかと言えばCTに見えるなぁ

余談ですが、せっかくだし画像貼ってみようと思って画像検索してお馴染みいらすとやさんのイラストを拾わせて頂いたのですが、この画像も他にあった画像も頭から入って行ってますね。

私はがんセンターと地元の病院の2台しか知りませんが、その2台はどちらも足から入っていくタイプでした。

どっちが主流なんだろう。次回の定期診察の時に主治医に聞きたいことが増えました。

実際にMRIを撮る際には身体を少し拘束されます。性質上、撮影中に動いてしまうとやり直しになってしまうんだそうで。

そして頭にヘッドフォン(音楽がなるわけではないです)をされます。なぜかというと、このMRIという機械はとにかくうるさい。撮影中はずっと「ピーガーピー、ウォンウォンウォンウォン、ガー、ピー、ウォンウォンウォンウォン・・・」と鳴っています。ちなみに私は「ウォンウォンウォンウォン・・・」が「コラコラコラコラ・・・」に聞こえます。もしMRIに入る機会があったら耳を澄まして聞いてみて下さいな。

そんなわけで、耳を塞がれた状態で身体を拘束され、狭いトンネルに放り込まれるわけです。完全に罰ゲームの様相ですが、中で上からオバちゃんは出てこないので始まってしまえば退屈です。私はいつもウトウトしてしまいますね。

あ、あとはたまに狭いのがダメで具合が悪くなる人がいるので押しボタンを握らされます。(実際、検査前の説明で狭いところは大丈夫か聞かれます。ダメならダメで申告すれば少しでも顔が出るようになど配慮なさってくれることもあるようです)

そんな状態で30分もすれば綺麗な輪切り画像が出来上がるわけですね。

続いて「CT」

MRI画像を拾ったつもりがCTっぽいんで、こっちでも載せておきますね。

基本的にはMRIに似ているんですが、MRIはベッドが動いて機械に入って行くのに対してCTは機械が動きます。MRIは機械に身体がすっぽり入り、入った後に動きはありませんが、CTは浮き輪のような形で、撮影時に動きます。

CTも足からのイメージですが、足から頭の辺りに上がってきて、「撮影します。息を止めて下さい」(こいつ、喋るぞ!?)と言った後、足の方に向かっていきながら撮影します。

こちらも綺麗な輪切り画像が出来上がるんですね。

ちなみにCTとMRIの違いはよくわかりません。CTの方がお手軽なイメージがありますし、多分そうなんだと思います。

オプション①造影剤

MRI、 CT共通で、造影剤というお薬を使うことがあります。

よくドラマなどでレントゲンを見ながら「肺に影が・・・」などと言ってますよね。あの「影」を写すための薬です。

どちらの検査でも使うことがあるのですが、内容というか、心構えはだいぶ異なります。

MRIの場合は、はじめに普通に撮影をした後、一旦機械から出されて腕に注射➡︎もう1回撮影ですぐ終わりなんです。注射も、皆さんが普通に想像する注射ですね。

それがCTの場合、普通の撮影で途中からというのは同じですが、まず最初にルートを取られます。

※ルートというのはソケットのついた注射針のようなもので、いくつもの種類の注射をする時などにソケットに薬を差し替えるだけで済むので何回も針を刺さなくて済む素敵な器具です。

注射本体はかなり大きいのがアームでグイーンとたぐりよせられてきます。

そしてここからが問題なのですが・・・薬が身体に入った直後から異変を感じます。身体が熱い。「ちょっとポカポカしますけどすぐ収まりますからねー」と言われるんですが、ホントそうなんです。わかりやすく言うと「酔っ払った感じ」

そう、「酔った感じ」なのです。なので一緒に「吐き気」を催します。

造影剤を使ったCTを撮る場合は、検査前3時間は食事制限がかかります。リバースしてしまうからですね。

ちなみに同じ造影剤でもMRIではこういったことは起きません。

私は「吐く」ことが何より嫌いなので、吐き気を催すこの検査は正直苦手です。

オプション②「PET」

これはオプションというには大きすぎるのですが、一応CTに付随するものということでCTのオプションに入れさせてもらいました。

この検査の何が違うかって、「がんを発見するための検査」というところですね。

薬剤を投与した後にCTを撮ることで全身のどこにガンがあるのかを探すことができます。

造影剤が検査の途中で投与されるのに対し、PETは「FDG」という薬剤を先に投与されます。

どうやらこの薬が「放射性物質のようなもの」らしいですが、微量のため身体へ影響が出ることはないそうです。

そう言われても怖かったのが、投与の時。すぐに終わる注射なのですが点滴で投与されます。

そしてセットしてくれた看護師さんはすぐについたての向こうに避難。

たまたま用事があるのでそっちに行ったわけでなく、完全に避難してました。

「ホントに大丈夫かコレ?」と思いましたが、患者は自分の分しか接触しないのに対し看護師さんは患者の数だけ接触する時間が増えるからだそうですね。

そうは言ってもあからさまに避難された時はちょっと恐怖でしたね。

さらに、この検査後24時間は「乳幼児との接触」は禁止されます。

大人には微量でも、身体の小さな乳幼児には影響が出る可能性を考えての措置だそうです。

我が家には当時2歳に満たない息子がいましたので、実家に1泊避難させて検査に臨みました。

ちなみにこちらの検査、人間ドッグのオプションなどでもあるようですが、なんとお値段は1回3万円。

自費診療というやつですね。癌の治療や検査は自費のものが多いですので、高額医療制度が適用されたとしても医療保険に入っていないと結構キツいです。

(関連記事→保険のお話)

以上が大まかな「外から見る」検査です。こうやって全身の状態を把握されていきました。

次回は「中を見る」検査のお話をします。

とても・・・とても痛いお話になります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

それでは、また。

続きを読む→第4話「そして退職・・・」

 
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